回送業者専門の会社が募集する回送業務!

どの業界にいくか

大手回送業者専門の会社が募集する回送業務についてまとめてみます。
また、一部の大手レンタカー店では自社で回送業務・回送部門を立ち上げている例もあります。

日本のレンタカー店から依頼を受けて、貸出先の店舗までお客さんが乗った車を回送することを引き受けるのがメインの事業です。

お仕事の形態

「業務委託契約」または「雇用契約」

レンタカー店から預かった車を回送するため、多くの企業は業務委託契約を基本としています。


回送業者とドライバーは上司・部下の関係ではなく、あくまでも1つの取引先・コンビニのフランチャイズに近い関係です。
そのため依頼された仕事を断る事もドライバーは簡単にできます。

基本的に回送中のレンタカーは、レンタカー会社から預かった大切な車両です。

回送中に車が行方不明にならないよう、トラブル発生時に責任を明確にするため、ドライバーは業務委託契約で回送業務を請け負います。
この関係は、雇用契約ではなく業務委託契約によるものです。

求められるスキル

回送する車を運転できる資格です。

自動車運転免許証です

さらに大型車・大型特殊・牽引などを運転できる人はさらに収入アップに繋がります。
大型免許などを取得して、資格向上に務めことも自分のレベルアップになります。
でも、回送は大きな道ばかりではありません。大型車・特殊自動車の場合は、実務経験(少しでも運転経験)があった方が、なお優遇されます。

お仕事場の雰囲気

求人に直行直帰と書かれているタイプのお仕事は、基本的には事務所に出向くことはなく、携帯電話・スマートフォン等でやり取りします。ほとんど直接回送先の営業所へ向かいます。

多くの企業が、回送が終われば、そのまま自宅へ戻ります。直行・直帰と言う形を取っています。

勤務日や開始時間は、事前に自由に申告することが可能です。
「業務につける日です」と申告することで、その日の回送業務を回してもらえます。個人的に都合が悪い日は休みを取りやすく、お仕事をいっぱいしたい時は、ドンドン仕事をすることができます。

それ以外の方も基本的に一度事務所に集合し、仕事の内容を確認。
そのまま向かいます。一度事務所に戻り帰宅。そのまま直帰と別れます。

事務所に行く事が無い為、報告する伝票等があれば、全て郵送になります。もちろん事務所が近い方は、直接伝票を持っていっても大丈夫。
ドライバー業務以外にも、移動中、1日の終わりの時など、ちょっとした事務仕事がプロの回送業者としての仕事となります。

作業の内容


乗り捨てられたレンタカーを、元のレンタカー店に回送することを主な業務としており、大手回送業者はほとんどが、乗り捨てられたレンタカーを自走して回送します

中にはキャリアカーによる回送もありますが、故障車や複数の車を一気に運ぶ方が安いと判断した時のみです。 

回送する車を受け取りに行く方法は、公共機関を使って、目的のレンタカー店に向かいます。このような移動にかかる交通費は、会社側が負担をしてもらえます。
回送するエリアも企業によっては、選択することが出来る為、関東近郊のみと言う選択することが出来たり。

いや私は全国どこでも行けますと言う放浪向けドライバーは、 ちょっとした旅行気分が味わえます。


もちろん公共交通機関で移動中、車の回送中も食事休憩を取る必要はあります。そんな時、時間的余裕があれば、各地のラーメンや温泉なども楽しむ事が出来ます。(事故負担と時間調整の結果)

業者によっては、ドライバーが事前に○○日回送業務に参加出来ます!と言う申請をし、その申請に応じて、回送を案内するタイプもあり、ドライバー自身はお仕事の日とお休みの日を自由に決めることが出来ます。
伝票を使って回送をするため、伝票管理も自己で行います。

運転出来る車の種類


ビジネスマンや2~3人が旅行に使う車が主流です。
基本的には取引先レンタカー店の車が多く、ビジネスカー・レジャーカー等を回送します。メーカー問わず多数の車を運転できます。

コンパクトカー・ハイブリットカー・時々ワンボックスカーと言う感じでもあります。

行楽シーズンになれば、レジャーカー、年末などになればビジネスカーが増えるなど、季節や行事に影響される業態でもあります。

1日の流れ

  1. 出勤時刻に行動開始
  2. 指示された店舗に出向き車をあずかります。
  3. 指示された店舗に回送します。
  4. 勤務時間が終わるまでその繰り返しです。

毎日朝から晩までもしくは、早朝から深夜までその日毎に決められた時間回送する業者だったり。
予め○日○時~○日○時まで好きな時刻に働けますと申告することで、指定した時刻から時刻までを働く事が出来る、回送業者もあります。

これは応募する企業にて事前に確認する必要があります。

1日の回送が終われば、伝票やレシートの整理となります。
また、業者によっては、随時電話での報告や携帯電話とインターネットを使った報告システムを使い、現在どのような状態になっているのか逐一報告する業者もあります。

お給料の計算方法

  • 回送した車種・距離・回数に応じて

車種:大きな車になるほど・特殊な車になるほど報酬が増えます

距離:受取に行った店舗~回送先の店舗までの距離に応じて、報酬が変わります。
また、同じ距離でも都心を走るのと、郊外だけの回送では、同じ距離でも報酬が異なる事があります。
ちょっと目安としては、各レンター店の料金表を確認いただき、乗り捨て・ワンにウェイサービスの料金の数割が報酬になりますので、ある程度参考になります。

回数:回送が多ければ多いほど報酬に繋がります。しかし、短い距離2回の回送より、東京~福岡のような長距離の回送の方が報酬が高いなど、回送が多くても収入は単純ではありません。

この業界のちょっとした良い所

仕事に慣れると自分1人のペースで作業が出来る。1人で居るのが好きな人にはもってこいです。

自分の好きな時間・日程で仕事をすることが出来て、兼業されている方にもぴったりな業界でもあります。


ちょっと遠方に方に行けば、お昼・夕飯など、飲食店にて食事を取ることも出来ます。また、ちょっと遠方の方にて、仕事上がりとなり、電車で帰宅することになることもあります。

そんな時、ちょっとした旅行気分になれます。駅にある有名な飲食店で食事を楽しむのも、ちょっとしたこの業界の喜びですね。

この業界の厳しいところ

委託業務と言うことになっており、本部から仕事を貰い。それを遂行し成功することで、報酬が貰えるシステムです。

収入に関しての管理は自分で行わなくては行けなく、損害(事故)が発生したときは、自分が負担をしなくては行けません。
ただし、全負担を追うことはどんなドライバーでもリスクが多すぎます。
すべてを負担するのではなく、一定額以上の請求にならないように、保険と言う救済措置があります。

回送の回数や他のドライバーが運転出来ない貴重な資格にて、回送をこなせばこなすほど、頑張れば頑張るほど収入を上げることが出来ます。

回送業者専門の会社が募集する回送業務に挑戦してみたい方は「 現在の回送ドライバー募集の一覧 」にて掲載しています。