一般の公道や私有地内を移動するとはいえ、やっぱり車の移動をするには、交通事故に巻き込まれるかもしれない。
自分の不注意で、思わず事故を起こしてしまうかもしれない。
そんな交通事故にあってしまった時、各業界ではどうなるのか、確認してみたいと思います。
交通事故を起こしてしまった場合
どのドライバーでも常識の範囲だと思いますが、以下の手順で対応します。
- 自分の身の安全の確保
- 怪我をしている者の確認と応急処置
- 110への通報、怪我をしている人がいれば救急車の要請
オペレーターの人とつながると
「事故ですか?」
「事件ですか?」
って第一声は聞かれますので、事故です。と説明します。
GPS機能付き携帯電話・スマートフォンをお持ちの場合、通報と同時に位置情報も通報されます。正確な場所を通報出来ない時は、目印になる道路の名称(国道○号・県道○号など)、近くにある建物を伝えて下さい。
- 他の交通に迷惑の掛からないように対応
- 回送業務中・次の回送場所へ向かっている移動中などであれば配車に連絡
回送業務中でも、ドライバーに責任が発生します
保険などのお金に関する事、取引先に関する事は、会社・保険側が手続きをしてくれます。
回送車は基本的に会社側がその都度保険に入り、回送します。
しかし、事故を起こした加害者になった時は、責任はドライバーが追うことになります。
常に100点の運転ができるように注意ください。
体調不良などで運転に支障がある時は、すぐに配車に相談します。
残念なことに、例えば0対10の事故になっても、事故に巻き込まれたことでの責任(お預かりした車を傷つける責任)も発生ます。
車の運転には、くれぐれもご注意ください。
各レンタカー営業所が募集する回送業務
おそらく各業界の中では、一番事故に巻き込まれる可能性が少なく、通勤の行き帰りの方が、事故する確立が高いのでは?と思います。
基本的に
営業所~駐車場~時々整備工場~お客様宅
などの移動を考慮しても、長期のることは無い為、交通事故に巻き込まれることは無いと思いますがレンタカー店で働くことになった場合、どのような契約になるか?と言う点です。
おそらくほとんどの店舗は「雇用契約」に当たると思います。
雇用契約とは、働くことを約束し、その労働に対し、報酬が貰えます。
雇用契約による労務中の損害賠償は、犯罪や渋滞な過失なない限り発生しないとなっております。
よくあるコンビニのバイト中による、損害賠償と言うのも、スタッフの方が正しく労務に服していたのに、お店に損害を発生させてしまった時は、お店側が責任を取る必要があります。
レンタカー店でも同じく、運転中に携帯電話を見ていた等の渋滞が過失がなければ、お店側が負担する事になります。
自分が怪我をした時は、労災の対象になると思いますが、回送業界の中では、ちゃんと業務に服しておれば、比較的守って貰える所があると思います。
回送業者専門の会社が募集する回送業務
回送業者が実施する回送業務の場合、契約している労働契約によります。
雇用契約の場合、業務委託契約の場合、どちらもおそらく事故をおこすと、ドライバーにも何らかの責任が発生します。
その負担を少しでも軽減するために、回送業者はドライバーの回送毎に、自動車保険をかけています。
自動車保険は回送毎の報酬費用を削減してしまいますが、事故が起こった時の最低限の最大を減らす事が出来ます。
車に対する保険
レンタカー車の場合、事故が起こった時は、自走可能なら○万円・レッカーなら○万円と言う契約になっています。
損害賠償
ドライバーには残念ながら損害賠償が発生することがあります。
レンタカー店から依頼を受けて、回送業者は運営しています。本来依頼された形を達成出来ず、預かった車を事故と言う形で、回送された依頼ができなかった時は、損害賠償を支払う形になります。
ドライバーには車に対する保険の免責分&損害賠償が発生しますので、くれぐれも事故を起こさないようにご注意ください。
自動車整備・自動車販売会社が募集する回送業務
自動車整備会社や販売会社が実施する回送業務の場合も、回送業者の時と同じく、契約している労働契約によります。
雇用契約の場合、業務委託契約の場合、どちらもおそらく事故をおこすと、ドライバーにも何らかの責任が発生します。
その負担を少しでも軽減するために、回送業者はドライバーの回送毎に、自動車保険をかけています。
自動車保険は回送毎の報酬費用を削減してしまいますが、事故が起こった時の最低限の最大を減らす事が出来ます。
車に対する保険
会社や車に予めかけてある保険を使うことになるかと思います。
損害賠償
ドライバーには残念ながら損害賠償が発生することがあります。
お客様から依頼を受けて、業者は運営しています。依頼されたサービスの一貫もしくは、その付帯作業として回送があります。その付帯作業もろくに出来ないと判断されると、その会社そのものの継続にも繋がりますからね。
ドライバーには車に対する保険の免責分&損害賠償が発生しますので、くれぐれも事故を起こさないようにご注意ください。
各業界も含めまとめ
車を指定された所から指定された所まで、安全に回送することが、この業界の勤めでありますので、回送中の交通事故というのは、避けて通れるものなら、全て避けたい。
それが第一原則だと思います。
しかし、色々な車が通っている道路において、自分の不注意だけではどうしようも無いこともあります。
交通事故を起こさない事が、原則でもありますが、やっぱりドライバーの安全を大一原則に、回送している車を安全に運ぶ事が大切です。

そんな私も、先日交差点で停まっている時に、後ろから追突されまして、乗っていた愛車がパーになりました。
ドライバー歴30年以上のベテランさんが大勢いらっしゃる中、交通事故を起こしたドライバーさんもいらっしゃれば、交通事故を起こしていないドライバーさんもいらっしゃります。
交通事故をされないように、右左折や車線変更は周囲のドライバーにわかりやすく、メリハリはっきりした運転を心がけ、時折休憩しながら、回送業務に勤しむ事が大切だと思います。
事故を起こした時、ドライバーの立場は非常に弱い立場に行くようです。
でも、運転って楽しいですもよね
周囲のドライバーさんに、自分がしたいことが伝わる運転を心がけてくださいね。